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■ 小学生の英語
今年度は小学生の教科書が改訂され、英語は単語も文法も増えているものの、依然、小学校で習う英語では中学英語で必要となる英語の基礎力を身につけることは困難です。

しかし、中学英語は、小学校で英語を勉強してきたことが前提の内容で、単元が増えて進み方も早くなっています。具体的には中1で「未来形」、中2で「現在完了」、中3では「仮定法」や「原形不定詞」まで学習します。ただ、実際には「be動詞」と「一般動詞」の使い分けに苦労する生徒が大半で、小学生の時に学校以外で英語を学んできた生徒とそうでない生徒の間で、中学に入ってから英語力の差が一層広がっていきます。

また、小学生で「英会話」を習っていたいう生徒も、英語慣れはしていますが、中学英語に必要な知識が付いておらず、むしろ変に自信がある分、伸び悩む場合がとても多いです。

一方、本当に英語力がある生徒もいます。そういう生徒に対しては、成績に注意しながら、個別指導で英語以外の教科を指導する場合があります。

現状では、まだ「英会話」と「試験で必要な英語力」は一致していません。どこを目標とするかによって教室選びも変わってきますが、可能ならば、小学校以外での英語学習を必要性を強く感じています。
21:30, Tuesday, Apr 09, 2024 ¦ 固定リンク ¦ 携帯

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