前回の休講中にオンラインを使った学習支援を試みましたが、環境が整っていない生徒や利用意欲が湧かない生徒が多くいました。おそらく、オンライン授業に意欲的に臨める生徒は、プリントと宿題だけでも意欲的に取り組めるのだと思います。やはり、塾だから集中して取り組めるという生徒が多いようです。

今後も学校が休みになることがあるかもしれません。塾としてもその場しのぎではない対応を決める必要があります。そこで、これまでの感染予防策を徹底した上で、学校が休みの場合は、受講時間を変更することとしました。具体的には受講時間を、小学生は午前中に、中学生は午後から夕方までに変更します。夜間営業の自粛は主に飲食店に求められていますが、生徒にとっても昼間に学習できた方が生活のリズムを維持しやすいので有効な措置だと思います。

かつて、「学校に行けないことと、勉強しないことは同じではない」と生徒に伝えたことがあります。困難な状況ですが、「あの時、コロナウィルスのせいで勉強できなかった」という思いで人生を送る生徒が出ないように、できる限り支援していきたいと思います。